「マンガの創り方」でマンガをかく16

※この内容がよくわからない方は過去の記事一覧から
『「マンガの創り方」でマンガをかく』1から15をざっとみていただくと理解できると思います。


マンガのネームを書くのが楽しいと言っていましたが、
見事に息詰まりました。苦笑
ああ、やっぱり楽しいだけじゃないよなと思いつつ、
ちょっと現状を把握して何としても克服していきたいなと思います。
↓は自作漫画「やられまん」の第一回目のネームの一部です。

見にくくて(いや醜くて、、)すみません。
でも、本当未熟でまだ自分でもう不完全な事が分かっているネームなので、
ぼやけた原画で良かったです。汗
↓んで下は自分の漫画では無く、他の某プロの漫画家さんの漫画を
セリフとコマだけのネーム風に自分で仕上げたものです。

ストーリーを比べる事は出来ませんが、
プロの漫画家さんのネームと私の漫画のネームを比べると、
なんとなく自分の方がコマの入れ方も、セリフの大きさも、
平たんというか動きが無い気がします。
多分、その理由はまあ、自分の実力不足なんですけど、
ストーリーをどう上手く運ぶかの方に頭が必死で、
コマ割りや、セリフにまで手が回らないみたいです。
第二回目のネームも、
描きたい所から書く戦法でやってみたのですが、
ラストとか、確かに描きたいところはかけるんですが、
描きたいところでもクライマックスの盛り上がるシーンが
実際書いてみたら、2通りの解釈があって、どっちを
描けばいいのかとか、考えていたら、だんだん頭ん中が混乱してきて、
「あり?あたしこのマンガで何かきたかったんだろ?」
というところまできてしまいました。
他にもここは主人公目線で書くべきか、
相手役目線で書くべきかってのも迷いどころで、、、。
んで、こりゃもう一度アイディア出しまで、戻って、
ストーリーを整理したほうがいいなと思って、
いままたラフでアイディアを起こしているところです。
確か、自分がこの「やられまん」という漫画で
描きたかったのは
「自分には誰も愛してくれる人がいないと嘆いていたけれど、
それは自分が選択した(=愛してくれる人を拒絶していた)だけだった。
でも、そんな自分を変える事は出来ない。だから、
今の自分のまま生き続けよう」
みたいな感じだった。
ん=あれ、
いや
「主人公は外見がカッコイイとかそういう表面的なものにしか
価値を見出せないけど、
それでもそんな自分を変えることができないのなら、
表面的なものにしか価値を見出せない俗物の自分をみとめて生きていこう」
だったかなあ?
私がこのマンガで言いたいことって何だ?
カナ(主人公)が俗物の自分を変えたくてさえないカスオ(相手役)
と付き合ったけれど結局、俗物の自分は変えられなくて、
カスオの元を去る話だよね。
うん。
そこは大丈夫。
あとカナは物語の最初も結末も
外見やミーハー的なものにしか価値を見出せないのは変わんないんだけど
結末のカナは、そんな俗物の自分を肯定的に認めて生きる覚悟をしている。
ここも大丈夫・

とにかくこの事を念頭にアイディア出しをして整理しよう。

↓はアイディア出しの時書いてる落書き。雑ですみません。
一つの場面でも主人公視点カスオ視点と多方面に変えて、
描いてみようと思う。
道のりは長いな。落ちつけ自分〜。


マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり

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