高いモチベーションを保ち続けるのは大変だ、、。

とりあえずここ1週間はネームを描きつつ、
集中線をかいてました。
マンガの進行は一切ブログに書かず、
自分の考えていることを書いていたので、
「ホント口だけ感が出ているブログだよな」と
自省しつつ、
でも、口だけでも言わないと
厳しくしないと変われないとなあとも思いました。
そんな私のブログに(前回の「親を憎むということ」で)
感想をメールしてくださった方がいてうれしかったです。


(あとまだ、以前のやられまんの事に関してメールを頂いた方にはメールしていないです。
やっぱりこっちはネームが完成してからお答えしたくて、、、。
遅くてすみません。)

それで、さっそく集中線の作業に関して
問題点を発見しました。
線をただひたすらきれいに書くという
単調な作業を常に高いモチベーションでやる事が不可能なのです。
下にありますが練習初めに書いた集中線と1週間後に描いた集中線だと、
本来なら、(沢山練習したはずの)1週間後に書いた集中線の方が、上手くなってる筈なのに、
描きたての頃の集中線の方が上手い気がします。
↓初めのほうで書いた集中線

↓1週間後に書いた集中線 線にむらがあって荒い。

それはなぜか?
描きたての頃は、
まだ集中線に慣れていないので、
「こんな難しいの私にできるのかな?」という不安や緊張感脳が刺激されます。
あと、慣れてるものより、初めて経験する作業の方が
「どんなのが出来るのだろう?」とか
「もし成功できたら、私すこしステップアップしたことになる」みたいなわくわく感があって、
難しい分楽しいんですよね。

逆に下手でも慣れてしまった作業は、
つまんない上に脳にも緊張感という刺激が無いので、
腕がなまるようです。

1週間経っても上達しないのは練習が足りないからかもしれませんが、
やっぱり何の脳の刺激もなしに続けるのもあんまり有効的な練習にならないと思います。
昔、美大受験むけの予備校に行っていたとき、授業でのデッサンの他に家でも毎日デッサンしていたのですが、
上手くならなかったんですよ。1年間描き続けても。
んで、それを分析すると、
やっぱただ機械的に書いてたので、
脳がなまって、枚数書いても腕もなまってしまったんだと思います。
だから、その失敗を教訓として考えるなら
脳に適度に刺激がいく練習法の方が良いと考えました。
それで昨日から実践しているのが、
「毎日、少しでも新しいことに挑戦する」です。
昨日普通の集中線を書いたら、
今日はべたフラッシュを書いてみようとか、
明日は、この漫画家さんの絵を真似てみようとか、
そんな風に毎日少しでも前日とは違う事をしてみる。
そうすれば、飽きることはないだろうし、
また、挑戦し続ける事に飽きたり、時間が無い時は、
簡単な集中線とか以前やった技術の復習をやればいいんだとおもいました。


くりかえし練習しないと、出来ない技もあるとは思いますが、
どうやら今の私はそういう同じ作業を毎日できるまで、
成熟していないみたいなので、
そうやって脳に刺激を与えていこうと思います。
1つの技術を集中して練習するよりも、
いろんな技術を1度でも試した経験を増やしていく方が、
最終的に自分の技術の向上になるのではないかと思いました。

あ!あと、巨椋さんが
私は一枚絵はかけるけれど、
漫画絵は描けないからクロッキーで練習したほうがいい
と言ってくださった事を間接的にというか人づてにお聞きしました。
一人では自分の弱点を客観的にみることが出来ないので、
助かりました。
ありがとうございます。
クロッキーもやってみるつもりです。
今年の夏は画力向上強化月間だなあ。


↓ベタが入った集中線。

↓ベタフラッシュ。最強伝説黒沢をまねて書きました

↓マグカップのトレース。今だに曲線を描くのが苦手なので、
線がゆるゆるです。

↓マンガの背景のトレース。線をきれいにかく練習のためにかいてみましたが、
単調で、つまんなかったです。
トレース(写し絵)じゃなくて、絵を見ながら自分の手で当たりつけて書いた方がいいのかもしれません。