こんなにも絵を描くのがつらいなんて、、

絵が上手く描けない。
ここ2、3日前回散々な結果であった
ときわ壮のイベント(※)の課題をやり直している。
(一番下の画像がその課題です。散らかった机を書くという課題でした。)
私は今まで、漫画家になりたいのにも関わらず、
画力という課題から、逃げてきたので、今ヒーヒーいいながらやっている。
イベントで講師のからにいわれたことは
「物の大きさがちぐはぐなこと」
「線の強弱がうまくできていないこと」
だった。
それだけでも治そうと課題をやり直した。
物の大きさは前よりはリアルになった気がする。
でも、線の強弱が上手く描けない。
優秀作品を見ながら一生懸命線を引くが全然駄目。
優秀作品はちゃんと太いところは太く、
細いところはとことん細いとメリハリがあるのに、
私が書いたのは、
ぜんぜんメリハリが出ない。
太くしたいところは、Gペン(太くかけるペン)
にして
細くしたいところは丸ペン(細いぺん)で
書いてるのにぜんぜん上手く行かない。

昔予備校時代に1年間みっちりデッサンを勉強したのに、
上達しなかったあの時の嫌な思い出を思い出す。
呪文のように「お前は上達しない人間なんだから何をしても駄目」
と台詞が頭の中でぐるんぐるんが回って、
パニック状態になった。
とにかく昔から私は、
線をきれいにとか丁寧に仕事をするとかが全然できないのだ。
今回も駄目なの?
不器用な自分は一生治らないのだろうか?
涙が出た。
普通の漫画家候補の方はちゃんとできることが
私にはできない。
それがとてつもなく悔しい。

ああ、手が自由に動かない、、、。
今まで、ずっと絵を描くことが面白かったのに、
こんなにまんが絵を書くことが苦痛になったのは
初めてだ。
頭も固くなってきて、
できた絵は汚くてしかも硬いつまんない頭の人が書いたような絵になった。
こんなの自分の絵じゃない。
私が書きたかったのは、こんなつまんない絵じゃないのに、
つまんない絵しか描けない。
3回書き直したのにそれでも上手く書けなくて、
それが辛くて、つらくて、
知り合いに相談してしまった。

自暴自棄になって
「私はもう駄目だ」的なことを言ってしまった。
上手く絵が描けないからといって、
まんが家になることをあきらめる気はない。
そのときはその時で、別の戦略で行けば良いと思う。
ただ、絵がうまく描けないということは
一般的なルートでは漫画家にはなれないということを示していると思う。
それを認めるにはやはり時間がかかる。
もうちょっともがいて、
私が本当に絵がうまく描けない人間だとわかってから
でも遅くないと思う。

とにかく今は絵がうまくなるようにもがいてみたい
でも、工夫しても工夫してもうまく行かなくて、
頭がイライラして、自己否定感が頭のなかを支配しだした。

知り合いは
「わからないときには講師の方に聞けば良いのでは?
 そのためのアシスタント講座でしょ?」
とアドバイスしてくれた。
そうだ、、、忘れていた。
わからないことは聞いても良いのだ。
全部自分の力でやらなくちゃって思っていたけど、
私はまだ、自分で考えてできるほど、優秀な人間ではないのだ。


ときわ壮のアシスタントのイベントは全3回。
あと2回で私が他の漫画家候補と同じレベルになることは
難しいかもしれない。
でも、それでも少しでも近づけるよう一生懸命頑張ろうと思う。
それだけできっと何かはえるものがあるはず。
参加させて下さった、コトバのアトリエのスタッフさんには感謝です。
精一杯勉強させて頂きます。


とりあえず、課題は今から
あと一回だけやり直して、
それでも上手く行かなかったら、
イベント当日講師の方に相談しようと思う。
それで答えが見つかるかはわからないけど。

でも、あと一回だけ、自力でもう一回書いてみようと思う。


※うめさんのアシスタント力トレーニング講座