逃げたくない

いやな夢を見た。
なんかどっかの出版社の編集者さんにマンガを見せている夢。
「君の書く漫画は絶望的に暗くてだめだな」
と言われた。
そのあと、人間としての私に対しても酷評をいただいた。
「君は他人に対する気づかいがなってない。社会人として全く駄目」と。
目が覚めると、一瞬「あ〜夢でよかった、、」
と思ったがそんな甘いものではなかった。
なぜなら、似たようなことを、去年の秋くらいに持ち込んだ編集者さん
から言われたからだ。

夢に出てくるということは相当私にとってコンプレックスなのだろう、、。

実は私は去年逃げた。
初めてついたマンガ雑誌の担当編集者さんから。
大して実力がないのに、私に少しでも興味をもってくれて、
担当さんになってくださったのだから、
かなりいい方だったのだろう。
なのに傷つくのがこわくて数回持ち込んで逃げた。
とにかく自分がむき出しにでたマンガをボコボコに言われるのもいやだったし、
編集さんのいいなりになってると、自分の作品が別の作品になりそうで怖かった。
作品の矛盾を突かれ、自分でも頭が混乱して辛かった。
混乱して黙り込んで、「あの、、黙ったまんまだと困るんですけど、、」
と編集者を困らせる自分が情けなかった。
そのときにどれだけ自分が漫画家になるということのハードルが高いかを実感した。


あのトラウマ?からまだ私は回復していない。
どうすれば自分がうまくマンガがかけるのかわからない。


私は実は自分から持ち込んだことがない。
投稿は何回かあるが、担当さんがついたのも、
持ち込みではなく、投稿作品でついたのだ。
だから次漫画ができたら、
今度はいろんな出版社の編集者さんに自分から見せてみようと思う。
それで、自分の作品を少しでも興味持ってくれる人がいたら、
3か月とか半年ぐらい、必死についていこうと思う、、、。
それで結果がでないとしても、きっとなにか得るものはあるから。
とにかくマンガだけはもう逃げたくない、、