無からは何もつくれない

知り合いにイラスト書くのが得意な方がいらしたので、
どうやれば上手く書けるか聞いた。
実は私は1枚絵が苦手だ。
なぜかというと、
漫画の読み過ぎなのか漫画脳なため、
頭の中にあるイメージのほとんどがすべて、
一つの絵じゃなくて、
漫画のように複数のコマからなるイメージの連続なのだ。
だから、なかなかイラストのインスピレーションがわかない。
浮かぶのはたとえば、
3コマで女の子の悲しい気持ちをいかに劇的に表現するかということなのだ。
それで、これではまずいということで
知り合いに聞いた。
知り合い曰く、
自力でイメージして絵を書いてる訳ではないということ。
たとえばイラスト集やイラスト雑誌をみて
インスピレーションがわいたら書くみたいな感じ。
「無からは何もつくれない」とのこと。
そうなのか!
なんかこうものをつくるって
何も参考にしないで
すべて自分のオリジナルでやんなきゃいけない!!
って感じが私の中であったけど、
実際はそうじゃなくて、
いろんなひとの技術とか輝きを見て、
自分なりに研究して、作り上げていくものなのだな。
私もいろいろ好きな絵をまずまねしてみよう
研究材料として
今後好きな絵をいろいろリストアップしてみようとおもいます

↓1、一色でこんなにも魂を揺さぶるの初めて見たから

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

↓2、確か生け花の人。花や野菜がグロテスクに表現されていて好きです。
まっしぐらの花―中川幸夫

まっしぐらの花―中川幸夫

↓3、花がなんか性器みたいで好きです、、、
オキーフ NBS-J (ニューベーシック・シリーズ)

オキーフ NBS-J (ニューベーシック・シリーズ)

↓4、感情移入していいのかわからないけど、この人の孤独な一生と
絵に対する姿勢にひどく共感していた時期が会って
生き方も含めカラフルな色彩感覚と残虐さが魅力的。↓5、女の人のきもちわるい部分を本当に怖くおぞましく描いていて好きです。
美術手帖 2008年 01月号 [雑誌]

美術手帖 2008年 01月号 [雑誌]

↓6今日ビレッジバンガードで見つけました。
こんな絵書いてみたいです。ちょっと絵柄がいわさきちひろににてるな。
チェック!
みんな元気。 (新潮文庫)

みんな元気。 (新潮文庫)

↓7子供の落書きっぽいところと
表情が歪んでる感じのギャップが好きです。
Slash with a Knife 改訂版

Slash with a Knife 改訂版

自分の好きな絵と理由を述べてみたけど、
なんか好きな理由がヘボイ、、、。
まだ、本当の絵の魅力をわかってないんだろうな、私。
でもなんか自分の好きなものってやっぱパターンがあるのが発見。
なんか多分私はグロくてきれいで可愛いものが好きなんだと思う。