一般受けしない漫画を人に見てもらうには?

そういえば、前巨椋さんに
「やられまんの話は一般受けはしないだろうね」
と言われたときに、
自分ではこの話は大人向けの女性誌とかなら
にてる話あるし、持ち込もうと
甘い考えをもっていたので吃驚しました。
(白イはさすがに自分でも一般向けしないのもわかる。)
マジで!?と思い、
知り合いに聞いてみると、
「うん、一般受けしないね」とあっさり言われてしまいました。
問題なのは私が何が一般受けして、
何が一般受けしないのか違いがよくわからないことだ。
「なんで!?女向けの雑誌でも!?」と聞くと
「読者は痛い女の子の本性とか知りたいんじゃなくて
そういうのをオブラートに包んだのがほしいんだよ、、」
そうなのか。でも、私はやっぱり痛い女の子のむき出しの
生き様みたいなものをかきたいから、オブラートに包むのは
嫌だ。台無しになる気がする。
「え?でもこういう痛々しい女の子の話って結構女性誌
のってるじゃん!!ジョージ朝倉とかさー岡崎京子とかさあ!」
というと知り合いは
「そういう人は、痛々しいストーリー以外にも読者を
惹き付ける何かをもってるんだよ。例えば絵とか。」




そうなのか!!



「え、じゃあ絵ってかなり重要なの!?」
というと知り合いはうなずいた。
「だって雑誌で読みたい漫画選ぶ時まず絵で選ぶし」
私は話の方に夢中で絵のことをあんまり考えてこなかった。
でも絵って重要なんだ、、。
確かに、話が面白くなくても絵がうまいってだけで成り立ってる人
いるくらいだものね(自分がそれになりたい訳ではない)
痛い女の子の話は変えたくない。
となると、話を変えないで、人に読んでもらえるような
漫画をかくには絵柄をなんとかしないといけないのか、、、。
ちなみに私の絵はアート系らしい。
私的にはかなり可愛いめに書いていたのだが。恥

うーん、でも無理して可愛い絵を装うのも辛いんだよね、、。
↓例えばプロフィールのサンタの格好した女の子↓

確かに可愛いし、これが漫画の仕事をもらうきっかけになったのは
事実なんだけど、なんだろう。
この絵って私にとって、
本心から自分が「可愛い」とおもってる絵じゃなくて
人によく見られたい「可愛い子ぶりっこしてる絵」なんだよね。
だから書いてるとすごく異物感がある。
うーんとすると、
私が目指すべきなのは、
自分が本当に可愛いとかキレイとか思える絵を
追求することかな。
思えば絵に関してはそこまでこだわってこなかったし。

そういえば、昔雑誌の編集さんにも絵柄変えてっていわれた気がする。
そのときは自分の漫画が壊れるのが怖くて拒絶してしまったんだよね。汗


という訳で、話でいっぱいいっぱいだけど
少しずつでも、
漫画の絵柄のこともいろいろ研究していこう、、。