うめさんのアシスタント「力」トレーニング講座

この前また、トキワ荘のイベントに参加させていただいた。
自分でも昔から読んで知っていて、
面白いなあとおもっていたかなり有名な漫画家のうめ先生が
講師だったので、超豪華だった。
んで、講座の課題は散らかった机を完成させること。
できた作品をその場で、みんなで投票して、
どれが一番うまいかを選ぶランキングでは、
8人中堂々の最後から3番目で、めまいがした。
忘れていた。
私が自分以外の漫画家候補と接したくない理由を。
私が漫画家候補と付き合うのが苦手な理由、
それは漫画家候補同士で
交流すると自分の実力がいまどこら辺なのかが明確にわかることだ。
ほかの漫画家候補の方々は意識が高いだけあって、
すごくうまかった。
そのなかでほぼビリという現実。
今まで漫画家としての努力を怠ってきた自分へのしっぺ返しなのだろう。
でもなんだろ、、、確かに傷つくけど昔ほどつらくない感じ。


確かに私は下手だ。
でも、身の回りにうまい人がいっぱいいるっていうのは
逆に恵まれていることなんじゃないかって思う。
だって、うまい人と知り合いになれて、作品を見れて、勉強ができるのだから。
それで簡単にうまくなるほど甘くはないと思うけど、
私は私なりにみんなの作品を参考にして、
自分に何が足りないのかを考えていこうと思う。
勉強できるだけ儲けものだと思う。


と感じられる自分が少しだけいる。
去年から少しずつ漫画家候補のかたと触れる機会があったから、
慣れてきたのだと思う。
去年なら傷ついてそれだけの気がしたけど、
今は傷つくと同時にうまい人に出会ったことは上達のチャンスかもしれないとも
思えるようになった。

講座が終ると漫画家グループの女の子たちはみんなでお茶をしに行った。
私も付いていって交流したかったけれど、
まだ女の子の漫画家候補は慣れていないせいかちょっと怖い。
女の子の漫画家候補は同姓な分だけ、文化が近いので
その分だけ、発言の一つ一つが自分のコンプレックスを刺激して、
傷つきやすい。
逆に男の子の漫画家候補は異性な分異文化なので、
距離感があって、自分のコンプレックスと向き合わなくていいので、
つきあいやすい。
だから、今回はFくんに悪いとは思いつつも、
Fくんがラーメンを食べに行くというので、そっちに同行させて頂いた。
そこで、今回のランキングについて落ち込んでいるというと、
「四季さんは漫画の知識がないぶんほかの人が(漫画家候補)持ってないものを持っていると思う」
といってくださった。
F君はランキングでも上位でとても上手いかたなので、
うれしかった。
他の人が持ってなくて、私が持ってるものってなんだろう。
うーん、なにもない気がする。
とりあえず自分なりにがんばろう。

あと、今度はもっと女の子の漫画家候補さんとも交流できるようになりたいです。



うめ先生のマンガは
ものすごく暑くて面白いので、
気になる方はぜひ読んでください。
大東京トイボックスにでてくるももちゃんとマサくんという
キャラクターが完璧主義な感じがなんかニートぽくて好きです。
モモちゃんが会社すっぽかすシーンとか
心理描写がすごくリアルで共感してしまいます。
ちなみに↓の金融戦隊ファイナンズは動画なので無料で見れます。

私はこの作品が一番好きです!
http://money.biglobe.ne.jp/sp/finans/

東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

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大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

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