落ちている、、、

心が落ちている。
投稿した作品が今までの中で最低の成績で一昨日戻ってきたからだ。
辛い。
上手く描けなかったものが否定されるのもいやだけど、
今回の作品は正直好きだった。作品を愛している。
だからこそ、え、、じゃあどうすればいいのよ!!
と頭が混乱する。
もう身体が重いし、動かないし頭がぼーっとしてなにもできない。
一人きりになると「なんで、なんで」と涙がとまらない。
私には漫画しかない。
漫画がなければただのニートだ。
そんな自分に戻るのは怖い。というか私は漫画家になりたい。
でも、もうどうしていいのかわからなくなってしまった。
やばい、、このまま放置すると、また昔みたいに人を憎んだり、
自傷したりしてしまう。とにかく何かしないと。
なにかして前へ進まなくちゃどうにかなってしまう。
それで知り合いからもらった山本おさむ著の「マンガの創り方」という本を少しよんだ。


「これまでの自己表現だけから、読者を相手に自己表現しつつ、面白く語る。
これはなかなか難しい問題です。
「娯楽」と言っても自己表現を捨てるという事ではありません。
それを捨てては面白いものは成り立たないと思います。
「娯楽」は自己表現と相反するものではないし
「娯楽」が低くて「自己表現」が高いものでもない。
やはり「娯楽」と自分とがへその緒でつながっているというか、
そういう関係がのぞましいのではないでしょうか」(マンガの創り方より抜粋)


私の作品ははっきり言って自己表現だ。
それはわかってやってる。読者やウケを絶対意識したくなかった。
それはなぜか。
読者やウケだけを意識した作品は
読者のために書いたのにも関わらず、つまらない作品になるからだ。
私は読み手やウケを意識して書いた事がある。
というか、実は自己表現マンガを書いてきた期間より、
ウケを狙って漫画や絵を書いてきた期間の方が実は長い。
それで、ずっと誰にも認められず、誰の印象にも残らず
苦しい思いをしてきた。
だから「読者やウケを意識しても、読者にとっても面白い作品は創れない」
と考えた。

あえて自己表現するようになった。
とにかく自分の書きたい作品を書こう。
そうすれば、私はその作品を愛せるし、愛せる分制作に情熱を注げる。
そうしたら、私の作品を面白いといってくれる人が現れた。
人の印象に残る作品になった。
道が開けた、、。
そう思った。
作品をどんどんいろんな人に見せた。
そしたら、別の問題点がでてきた。

私の作品を見て好きだと言ってくれる人(心の支えになってる)もいるけど、
多くの人は作品をみてドン引きする。
多分性格、考え方を疑われている。
それはしょうがない。
あんなグロテスクな作品を書いていたら誰だって気持ち悪いと思う。
でも、親を殺すような漫画を書いてるからって、
私は親を殺していいなんて絶対思ってない。
なんで、かいたかって、自分の心の闇とちゃんと向き合いたかったから。
親を殺したり憎むのは絶対にいけない。
でも、そういう殺意とか憎しみとかそういう負の気持ちを
■■倫理的に親を憎むのは駄目だから、親に負の感情を抱いてもなかった事にしよう■■
ってするのはなんかおかしいと思ったの。
世の中でタブー視されてる事でも、自分の心のなかに浮かんできたなら、
ちゃんと向き合わなくちゃ駄目だと思う。
そうしないと、絶対自分を見失う。世の中を見失う。
だから、かいた。

でも、なんか人には勘違いして伝わってる。

自己表現するだけでは駄目なんだ。
自己表現しつつ、読者を意識しないといけないんだ。
とにかく、前へすすむんだ、、。