強い女の美しさ

ニート系の女バージョンてどんなだろう。
こわれものの祭典やオールニートニッポンで会った女の人や噂を聞くと、
自分も含め依存体質の人が多い気がする。
先日、バーレスクダンサーのコッペリアさんの舞台を見に、
新宿2丁目にある「Bar非常口」にいった。
バーレスクダンスとは
1920年頃アメリカで誕生したキャバレーなどで踊られるセクシーなダンスのことだ。
私はまだ2度しかコッペリアさんのダンスを見たことがないが、とにかく美しい。
ダンス中のコッペリアさんの笑顔、ポーズや目つきすべてに私は強い魅力を感じる。
多分、それはコッペリアさんのダンスに私が持っていないものが表現されているからだ。
それは「強い自立した女の美」だ。
親や男に好きになってもらうためのこびを売って着飾った美じゃなくて、
ただ純粋に美しくなりたいとか好きな人を誘惑したいとか、
ただ自分の感情に正直に従った「自由な美」
それはちゃんと自分の考えを持っているような自立した強い女にしか手に入らない。
だって、自分の思うままに行動したら絶対ひとりぼっちになってしまうもの。
誰かに依存しないと生きていけない弱い人間は人の助けがないと生きていけない。
だから、弱い人間は自分の感情に正直に行動できない。
自立した強い女と人に依存してなんとか生きている弱い女、どっちがいいかはわからない。
というか、実際は「本当に自立した強い女性」なんてどこにもいなくて、
みんなどこかで依存をして生きていると私は思う。
でも、「依存でもいい」とは開き直りたくなんかない。
やっぱり依存体質の人間て、自分も、母親も含めミジメだと思うから。
たとえ、依存して生きていくことしかできなくても。
だから、せめて
「強い女の美」に憧れだけは持っていたい。
私もいつかコッペリアさんのような美しさを持ちたいと思い続けていたい。

字小さすぎた、、、。